カナダ第2の都市モントリオールは人口350万人の大都市。
街ではフランス語が使われています。モントリオールはセントローレンス側に浮かぶ島の上に出来た街で、市街地、山間地区に分かれています。冬はかなり寒くなります。
フランス文化の薫り高い異国的な雰囲気、美食の町、石造りの住宅街、街中にある数多くの教会、パリのメトロに似たゴムタイヤの地下鉄、石畳のヨーロッパ調の旧市街の街並みなどから観光客向けに「北米のパリ」と宣伝される。ただ公用語がフランス語ですので、フランス語ができないと長期滞在にはつらいものがあります。
Joie de vivre(生きる喜び)を信条とするなど、生活や暮らしにもラテン的精神文化を色濃く反映している都会です。一方では、都市圏の住民の1割強の第一言語は英語であり、19世紀の終わりから20世紀の始めにかけて英国系移民によって街が発展してきたことからヴィクトリア朝の建物が多いなど英国文化も色濃く残り、北米文化と混合している側面も持ています。また、世界的に名高いエンターテイメント集団シルク・ドゥ・ソレイユの拠点もあります。