日本ではいろいろなものが「自販機」で売られていますよね。ドリンク類、タバコが一番目にひくでしょうか。そういえば、アルコールの自販機もありましたね。
カナダで自販機ってあったけ~と考えてみると、スカイトレインのチケット発券機や車のパーキング券くらいしか思いつかないです。
タバコやビールの自販機なんて、カナダではありえないですね。
タバコは店頭から姿を消してしまっています。法律で「見せてはいけない」という風に規制をかけられました。また、タバコそのものも値段が高いです。日本円で1箱600円から800円くらいします。
高いでしょ~ (>_<) ビールもタバコも購入する場合は写真付の身分証明が必要になります。レストランでアルコールをたのむ場合でもおそらく皆さんは身分証明を求められると思います。 そんなカナダでのタバコ、アルコール事情ですが、日本でも「タスポ」が導入され、タバコの売れ行きに影響が出ているようですね。

タスポ導入から3週間… コンビニ特需、たばこ店悲鳴
2008年6月20日 中日新聞夕刊
東海地方で「タスポ」が導入されて約3週間。影響はさまざまな業界に…

 東海地区で、たばこの自動販売機に成年識別ICカード「taspo(タスポ)」が導入されて約3週間。普及率は依然低迷し、街のたばこ店は悲鳴を上げる代わりに、コンビニ店はタスポを持たない喫煙者で思わぬ“特需”に沸く。一方「購入が不便になり、これを機に」と禁煙に挑戦する人も。禁煙パッチが売れ、禁煙治療の受診者が増えている。
 日本たばこ協会(東京)によると、東海3県(愛知、岐阜、三重)の喫煙人口への推定普及率は2割以下。
 名古屋市千種区の住宅街にあるたばこ店では、店先の3台の自販機で買い求める客は6月以降、めっきり減った。経営する女性(72)は「自販機の1日の売り上げは導入前の10分の1。店頭売りを合わせても半分に減った」と話す。夫とともに35年間続けてきたが「この先どうなるのかしら」とため息をつく。
 東海たばこ販売協同組合連合会(名古屋市)によると、店の中には今回を機に廃業したところもあり、佐藤三樹男会長は「努力して仕入れ価格が下がる製品ではなく、経営努力にも限界がある」と不安を隠さない。
 財務省は運転免許証での成年識別も認めているが、認可メーカーは1社しかなく装置の普及は全国で300台ほどと遅れている。
 対照的なのがコンビニ業界。東海地方でコンビニ店を展開するココストア(名古屋市)は「大半の店舗で、たばこの売れ行きは倍増」と話す。
 タスポの発行手続きを面倒に感じる喫煙者が店頭で買い求め、中高年男性など従来多くなかった客層が目立ち始めた。「ついで買い」効果で缶コーヒーやミント系清涼菓子などの販売も伸び、商品棚を拡張したり、取扱銘柄を増やすなどたばこ販売に力を入れるという。
 スギ薬局(愛知県安城市)では、5月末から薬局で販売可能になった禁煙パッチが約2週間で3000個以上と好調な売れ行きとなっている。国立病院機構名古屋医療センター(名古屋市中区)は、5月の禁煙外来の受診者が前年同月の2倍以上に急伸した。禁煙治療の新薬が開発されたことが最大の要因だが「タスポの導入も後押しする要素の一つ」という。 

カナダで喫煙は日本に比べ、かなり迷惑がられます。
「タスポ」ゲットやコンビニで買うよりもこの機会に「タバコ」をやめてはどうでしょうか