会社を経営するものとして、長期展望に立って今を見ることが必要なのは言を待つまでもないことです。
ここ最近のカナダへの留学生・ワーホリの皆さんの動向を見ていますと、毎年毎年、その流れが違っていて、どうにも「先が読めない」という状況で、腕を組んで「う~ん」とうなることが多かったように思います。
11月も後半を迎え、今年一年がもう終わりを告げようとしている今、来年の見通しにひとつの「暗雲」が大きく立ちこめて来そうです。
その暗雲とは、ズバリ「増税」
HSTというGST5%(国の税)とPST7%(州の税)の合算された税システムが新しく7月から導入される、ということです。
これはイタイです。
というのもアブロードカナダのような現地エージェントは「無料」で皆さんのサポートをしていますが、さすがに無料でやっていては会社経営はできないのはお分かりかと思います。
運営資金は皆さんがアブロードカナダを通して語学学校に行っていただと学校から紹介料がいただけるんですが、それをもとに経営しているんです。
ですから皆さんからサポート費用をいただいたりすることなく、ご利用していただけるようになっているんです。
ただ、税に関しては、カナダは通常「外税」方式で、成り立っていますが、この紹介料に関しては一種の「内税」方式なんです。
期ごとに5%ずつアブロードカナダは国に支払ってきています。
で、この内税が来年7月から一気に 5%→12% になる んです。
2倍強の税率になるんです。これってアブロードカナダ存続、いやこの現地エージェント存続に関わる、一大事なんです。
ちょっとこの業界に詳しい方ならおわかりでしょうが、
紹介料 VS HST 12%
とんでもない税額です。
半年以上も先のことですが、今から対策を練って、万全を記するように経営戦略を練っていく必要がでてきました。
これからしばらくは私の経営テーマです。