バンクーバーのTDカナダトラスト銀行には「日本語バンキングセンター」があります。
アブロードカナダではこの銀行で皆さんに口座開設をしていただいております。
口座開設は「無料」ですが、日本と違って、「口座維持費」がかかり、口座のプランによってその費用は異なります。
またその維持費も一定の残高を毎月保持することにより「無料」にすることもできます
デビットカードや数枚の小切手も「その場」でもらえます。こうしたことをこの「日本語センター」で理解してくださいね。
デビットカード
銀行の様子
日本と一番違っているなーと思うのはお金の預け方です。窓口はそんなに「違和感」はないのですが、ATMには「閉口」というか「だいじょうぶかな~」と使うたびに思います。
まず、こんな感じにATMが並んでいます。
引き出すときは100ドルと入力すれば出てきます。これはいいんですが、預ける時が「心配だな~」って思います。
日本は入金するとき、札と小銭を分けて「ATM」に入れますよね。機械が自動的に読み取り、金額があっているかどうかを聞いてきます。合っていればボタンを押して、領収書が出てきます。
でもこっちのは「ぜんぜーーーん」違います。まず日本のATMと違って、振込みはできません。だから電話や電気料金は窓口に行って支払うか、インターネットで支払う方法になります。
次に1日に引き出せる金額が決まっていて、500ドルとか800ドルでそれ以上は引き出せません。授業料が1000ドルを超えるのが当たり前なので「足りないよ~」ということになります。窓口で払い出してもらうことになります。(こうした「大金」はATMではなく、「小切手」を使うのがいいです。)
一番不安なのが、「入金」する時です。
日本と違ってATMに備え付けの封筒に

↓このように

お金を入れて、ATMに入れます。(小銭を入れてはいけません。)
1000ドルなら「1000ドル」と「自分」で入力します。
「う~ん??」とここで思われるあなた、きっと「じゃー500ドルで1000ドルと入力したら?」と思ったんじゃないですか?
それで銀行に聞いてみたんです。
「イタズラと違って、間違って、100ドルを1000ドルとやっちゃうことってあるよね~」って。
そしたら
「封筒の中身は2人の係員が点検しているので間違いあれば訂正されます」
とのこと。
まーなんて「非効率」「非能率」なことやってんでしょーね。1通ずつ「照合」しているんですって。。。
カナダの「文化」ですからということで。。。
そこでまた???と思ったあなた、鋭いですね。
「じゃー100ドル入れたつもりなのに、80ドルって言われた時は?」
そうなんです。そういうこともありますよね。
私はそれを「経験」しました。「20ドル足りないよ~」っていうのが。
入金状況を見ていて「あれ?」と思ったんで次の日、銀行に出向いて尋ねたら、「確かに20ドル不足していた」とのこと。
オフィスで2度数えて持って行って入れたんですがね~
そこでまたまた????と思ったあなた、ますます鋭いですね。
「じゃー100ドルのつもりで120ドル入れちゃった時は返してくれるの?」
これは「夜間金庫」でやったことがありますが、この場合は「多く」入金されていました。
(この場合は小切手でしたので、単に足し間違い。小切手ですからごまかしようがない、と考えるのは失礼かな~)
でも120ドル入っていても「本人が100ドルと思って入金」している場合もありますよね。本人は100ドルと思い込んでいるわけですよそれを利用して、その20ドルがちゃっかり係員の「ポケット」へ、、、と「入っていない」ですよね?
でもな~カナダを知れば知るほど。。。
また人間の「性(さが)」を知れば知るほど、「どうなんだろーな」って。
一度聞いてみようかな、日本の社会保険庁に。