「オシム監督、緊急入院」という報がテレビの話題にのぼっている。

もともと「心臓」に持病である監督ですが、今回は「脳梗塞」のため自宅で倒れた、とのこと。心臓でできた血の塊が脳の血管につまったようです。
脳梗塞は今までのテレビ報道によれば「処置が早ければ早いほど機能回復が見込める」とのことですが、自宅から救急車で搬出されるまでに1時間強かかったようです。
病院到着が遅れたその理由の一つとして、そもそも「救急車を呼ぶのが遅れた」という「えっ?」と思える点に注目。

オシム監督119番、フランスから…日本の知人つかまらず
<前略>
 15日午後6時(日本時間16日午前2時)ごろ、祖母井さんは(息子でJ1千葉の)アマル・オシム監督から「何人かに電話したがつかまらないので、そちらから救急車を呼んでくれないか」という電話を受けた。、フランスからは日本の119番に通報できないため、祖母井さんは何人かの知人に電話をかけ、深夜に起きていた人から通報してもらった という。
<後略>
2007年11月17日2時37分 読売新聞
 
<前略>
 また、未明にオシム監督が自宅で倒れた後、同居している家族が言葉の問題から救急車を呼ぶのに手間取り、海外の知人への電話を介して119番通報されたことについて、田嶋専務理事は、倒れてから病院に搬送されるまでに、「実質1時間以上かかった」と明らかにした。
<後略>
2007年11月17日20時30分 読売新聞

さあ、そこで皆さん、カナダでの救急車を電話で呼ぶには何番?公衆電話からはどうやってかけるの? 
カナダに来られる「留学生」「ワーホリメーカー」の方、カナダやアメリカの救急車の要請は「911」です。覚えておいてください。
この番号は警察の出動にも使います。
もちろん「英語」です。Ambulance please + 住所 で足ります。
時間があれば ここ を見て英語の病名を勉強しておいてください。
公衆電話からは「無料」でかけられます。
警察・救急車 は  「911」 
日本の119番と逆さまというのがおもしろいですね。