今日もバンクーバーはいい天気。
バンクーバー美術館そばにあるバンクーバーオリンピックカウントダウン時計の向こうに「青い空」
暑いです (>_<)
でも日本から来たばかりの人は「涼しい」ようです。
さて、
BC州政府、炭素税課税向けに100ドルの配当金を還元
来月下旬頃に<クライメート・アクション・デヴィデンド(異常気候対策配当金)>として100ドルの小切手が州民の手元に届き始めるようだ。
そしてその直後7月1日より、新たに炭素税が実施される。「6月末までには小切手の発送が始まることでしょう」とC・テイラーBC州財務大臣は日刊プロヴィンス紙に語った。「7月には、最低レベルの税率で炭素税課税の実施が始まります」と同大臣。
(まさに「アメとムチ」の政策です (>_<) 「州民の皆様が税をお支払いになる前に、実利を得られるような手段を講じたつもりです」と続けた。
成人、児童を問わずBC州民全員約440万人に対し、一度限りで非課税の100ドルが小切手で支給される。
4月30日までに、2006年および2007年の確定申告を行った者は、郵便で小切手を受け取るはずだ。まだ確定申告が済んでいない者も、所定用紙をMinistry of Small Business and Revenue(中小企業歳入省)に提出すれば、支払いを受けることができ、その場会支払い7月下旬に始まる予定だ。また政府はアウトリーチ・ワーカーを介して州内のホームレスにも小切手の配布を計画している。唯一、税の還元を受けることができない者は、90日以上の禁固刑に処せられている者だ。
配当金の元手は、昨年度予算の剰余金だ。
テイラー財務大臣は、州民が配当金を温室効果ガス削減のために使うよう望んではいるものの、期待はしていない。
「皆さんが受け取った100ドル、子供二人の世帯なら400ドルを温暖化防止のためのみに使ってくれると考えるほどナイーブではありません」と同大臣。「でもそうしてくれる可能性はあります」と続けた。同大臣によると、平均所得水準のBC州民一人あたり60ドルの炭素税を今年支払う事になるそうだ。これに対し反対の声も上がっている。「買収にすぎません」と批判するのはカナダ納税者連盟のBC州支部責任者のM・ベーダー氏。「炭素税に対する批判の声を最小限に食い止める手段にすぎません。政府は、そもそも州民のものであったお金を還元して、手数料を取るのですから馬鹿馬鹿しい話です」由。
う~ん、どう思います?
温暖化問題のためにこうした「問題解決に使われるかどうか不明」のお金のバラマキをするよりも、違った方法があると思います。素人でも???がつくバラマキです。
娘たちは100ドルの小切手をもらって喜んでいましたが。。。(>_<)
届いた100ドルのチェック。
もらったものの、素直には喜べない私です。。。。