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キーワードは「顔と密着」 新型マスク、相次ぎ登場 (朝日新聞)
アース製薬が発売する高機能マスク「ウィルガード バイラマスク」。顔にはり付けることでウイルスの侵入を抑える=東京都内
 新型インフルエンザの広がりが懸念されるなか、衛生用品メーカーなどが、マスクの新商品を相次いで売り出す。国内で初めて感染が確認されて以来、注目される商品だが、キーワードはどうやら「なるべく顔と密着させる」のようだ。
 アース製薬は、耳にひもをかけず、顔にはり付ける高機能マスク「ウィルガード バイラマスク」を、15日に発売する。内側の粘着シールが、鼻からほお、あごにかけてはり付くので、すき間をなくせる。耳にひもをかけるタイプに比べて、ウイルスの侵入を抑えやすいという。
 米国の衛生関連メーカー「ワイン・プロダクツ」が開発全量を輸入し、年内に200万~300万枚を国内で供給する計画だ。希望小売価格は1枚あたり税込み945円。数回使えるが、粘着性が落ちて効果は弱まる。
 ユニ・チャームが28日に発売するのが、従来よりウイルスを抑える機能を高めたという「超立体マスク ウイルスガードN95」(店頭想定価格は1枚税込み800円前後)。鼻にあたる部分に樹脂が入っていて形を変えられ、顔とのすき間を少なくできる。
 白元も9月下旬、ウイルスを抑え、すき間を少なくできる「スーパーガードプロ N95マスク 立体タイプ3枚入り」(希望小売価格は税込み1050円)を発売する。
 新型インフルの流行以来、国内では、地域によっては品切れになる事態も続出した。全国マスク工業会によると、加盟する主要44社の09年度のマスク生産量は、前年度の2倍近い36億枚前後になる見通しという。(寺西和男)

新学期が始まって、クラス閉鎖や学校閉鎖のニュースが相次いでるなか、またぞろ「マスク」騒動。
日本の現状は知りませんが、昨日バンクーバーについた子に聞けば、「マスク着用者」が目に付くようになった、とのこと。
そして、こんな報道も
新型インフルの集団発生1.5倍 1週間で1330件
2009年9月2日20時37分(朝日新聞)
 感染が拡大する新型の豚インフルエンザについて、厚生労働省は2日、最新の1週間(8月24~30日)に1330件の集団感染が報告されたと発表した。前週の約1.5倍で、集団感染の調査を始めた7月下旬以降、5週連続で増加している。
 都道府県別では東京都(167件)が最多で、北海道(93件)、大阪府(78件)、沖縄県(72件)と続いている。厚労省は「夏休みが早く終わった地域で発生件数が増えている」としている。
 10人以上の集団発生は学童保育や保育所などで少なくとも13件あった。また9月1日までの1週間に87人が入院し、そのうち3人が急性脳症を発症。4人が人工呼吸器を使用したという。累計の入院患者は579人。

そして、こんな報道も
ワクチン優先、6カ月未満児の両親も 厚労省方針
2009年9月1日14時34分

 新型の豚インフルエンザのワクチンについて、生後6カ月未満の乳児の両親を優先的な接種対象とする厚生労働省の検討案が明らかになった。これに医療従事者、重症化リスクとなる持病を持つ人、妊婦、小児を加えた約1900万人の「最優先接種者」の後に、高齢者と小中高校生の「優先接種者」約3500万人を加えた計5400万人を対象にする。
 6カ月未満の乳児の両親を優先するのは、乳児の免疫が未成熟で、ワクチンの十分な効果が期待できないため、両親に接種して乳児の感染を防ぐ目的がある。
 1日の閣議後会見で舛添厚生労働相は、ワクチン確保について「6千万人くらいは最低いけるように、輸入を含めて努力している」と話した。
 政府の専門家諮問委員会の議論や国民の意見を募るパブリックコメントを経て9月中に最終決定する。死者や重症者を減らすのが目的で、発症した場合、健康に大きな悪影響を受ける人を優先させた。
 10月下旬にも出荷される国内産ワクチンを最優先接種者に提供する。ただ、今年度内に約1800万人分しか生産できない見通しで、厚労省は残りは海外から輸入する方針で、国内で臨床試験をして安全性を確かめるという。

マスクも輸入、ワクチンも輸入。輸出する国が「こっちも必要だから、日本に輸出するのやーだよー」って言ったらどーすんの?