カルガリーはロッキーを越えて最初に出会う大都市です。
そして、カナダの大平原への入り口でもあります。西にロッキーの雄大な姿、東に広大な平原。そうした中にできた街です。飛行機から見るこの街は平らなところにニョキニョキとビルが建ち、まわりには何もない、茶色い街、という印象を受けるはずです。
カルガリーのニックネームは「牛の町」アルバータ牛で有名です。また年に1度、「カルガリースタンピード」というカーボーイの祭りがあり、世界から観光客が集まります。
北緯49度から60度の位置にします。そのため大陸性気候にあり、気持ちのいい夏と厳しい冬といった、はっきりした季節をもっています。太陽の出る日は季節にかかわらず非常に多いが、冬には寒気が州全体を覆います。
12月から3月くらいまでは最低気温がマイナス10度くらいをつけます。特に真冬は0度以上にはあがりません。
この街で以前冬季オリンピックが開催された関係で、Canada Olympic Park があり、スキーのジャンプ台や聖火台等があります。またジャンプのシミュレーションもできます。
街のどこからも見れるカルガリータワーに登って広大なロッキー、そして東には大平原が輪のように広がっているのが見えます。ボウ川がクネクネと流れ、タワーの足元からは鉄道の線路が一直線に延びっていっています。タワーに登ってカルガリーの街並みを見ると、この街の地図が頭にインプットしやすいですね。
ダウンタウンはボウ川とVIA鉄道の線路に囲まれた地区。東西3km程度なので、十分歩いて回れます。ダウンタウンの中心はカルガリータワー周辺です。このあたりは高層ビル同士が橋でつながっており、真冬の寒さの中を外へ出ることなく行き来できるようになっています。
博物館も多く恐竜の化石は有名です。空港には恐竜の模型があります。
交通機関は、バス、C-train の2種類となります。
C-Trainは無料区間がありますが、だからと言って無料区間以外での無賃乗車はお止めくださいね。抜き打ち検査があります。